頭の良くなる薬といわれるスマートドラッグは危険?スマートドラッグの種類と副作用についてまとめました。

スマートドラッグって何?ニュースと種類まとめ

スマートドラッグって何?ニュースと種類まとめ

2017年に海外から輸入され、中学生や大学生が購入し使用している「スマートドラッグ」をみなさんは知っていますか?
ニュースや新聞に取り上げられているスマートドラッグとは一体どんなものか気になりますよね。
今回は、スマートドラッグのニュースや特徴、種類についてご紹介していきます。

スマートドラッグとは?

スマートドラッグは医薬品で、「頭がよくなる薬」と言う意味です。
主に脳の神経伝達物質やホルモンなどの神経化学物質を増加させたり、酸素の量を向上させたりと神経の成長を促す効果があります。
スマートドラッグの一種「ムートロピック」は、栄養素や植物成分で一般用医薬品としてドラックストアで売っています。
ただし、処方箋が必要な医薬品で、アルツハイマー病やパーキンソン病などの治療用に使われています。
スマートドラッグは人間強化を目的としても応用できるため、インターネット上でかなり売買されているんです!
医療目的以外として、個人的な能力を上げることを目的として多くの人たちに使用されています。
2017年6月に厚生労働省が「医師の指導がない限り、乱用や健康被害が出る」としてスマートドラッグの個人輸入を原則、認めない方針が決まりました。

スマートドラッグの種類

スマートドラッグの種類

スマートドラッグは医薬品として使用されますが、使用目的によって種類が分けられています。
スマートドラッグの種類は、大きくわけて7つになります。

神経伝達物質の分泌調節系

神経伝達物質の分泌調節系は、シナプス神経から神経伝達物質の量を増やすことで、神経伝達を正常にしてくれます。

脳内伝達物質の前駆体

神経伝達物質のアセチルコリン、セロトニン、ドパミンなどの前駆体の量を増やして、神経伝達を正常にしてくれます。

神経修飾物質

神経伝達物質を調節して、神経伝達物質として働くことで、神経伝達機能を正常にします。

血管拡張系

脳の血管を拡張してから、脳に必要な栄養分や酸素量を増やして、脳の働きを活発にします。

血液循環の改善系

脳の血液循環や血流を浴して、脳に必要な栄養や酸素を届きやすくしてくれます。

集中力・スタミナ増強系

中枢神経系に作用してドーパミングの元を作り、脳を活性化させて、集中力・脳の回転を速めてスタミナを増強します。

ホルモン系

ホルモン成分を利用して各種ホルモンを補充し、活動性や意欲の低下を正常にしてくれます。

スマートドラッグのニュース

このようなスマートドラッグは、実際に効果があるかどうかに関わらず、楽をして頭が良くなりたいという人が欲しがる傾向があります。特に2017年においては、多くの注目を集めました。

2017年8月17日に取り上げられたニュース

「大学受験のとき、成績を上げようと思って病院でアデロールを処方してもらった。中西部の小さな町の、普通の病院、普通のドクターだよ。飲んだ量も処方された通り最低限で、1日1回だった。処方1回分か、せいぜい1回半分くらいしか飲まなかったけど、本当に異常だった。学校の勉強は完ぺきにこなして、成績も上がったけど、それ以外にもギターで200回も同じリフを弾いたりね。集中はできるんだけど、それはケミカルなモチヴェーションだったんだ」

引用:https://wired.jp/2017/08/17/smart-drugs-and-youth/

海外で出回っているスマートドラッグは日本では覚醒剤に使用されている成分を使用しているので、副作用も覚醒剤と同じくらい重いです。
覚醒剤として指定されている成分は、持つことも許されていません。
第一種向精神薬に指定されているスマートドラッグは、個人輸入を禁じられています。
日本にもスマートドラッグはどんどん服用が広まってきており、サプリメントや処方薬のオンラインから輸入されています。

2018年1月24日に取り上げられたニュース

厚生労働省が2月にインターネットや通販サイトを通じて個人輸入できるスマートドラッグの規制に乗り出します。
規制になる対象のスマートドラッグは、抗てんかん薬や注意欠陥多動性障害の治療薬などに使用している計27品目が輸入規制になります。
今までは個人使用を目的とした輸入ができましたが、次からは医師の処方箋や指示書がない限り輸入することができません。
学生たちによる使用が強く懸念されていて「集中力を高める」「頭がすっきりする」といった宣伝文句が回っており、つられてスマートドラッグを購入する若者が増えているようです。
規制対象になる医薬品の多くは脳機能に直接作用するので、医師や薬剤師が関与していない状態で使用すると健康被害につながる可能性が充分高いです。
副作用として倦怠感や吐き気などの症状がでて生活に支障があり、依存症の被害も報告されています。
スマートドラッグは危険ドラッグや麻薬を使用し始めるきっかけになる恐れが充分あるため、ゲートウェードラッグとして指定される可能性があります。

スマートドラッグの使用は許可をもらってから

スマートドラッグの使用は許可をもらってから

スマートドラッグが医療薬で種類は7つあり、ニュースに取り上げられた内容をご紹介しました。
スマートドラッグは医療薬として使われていますが、医師や薬剤師の許可がない状態で使用するととても危険です。
頭がよくなったり、集中できたりと良いところもありますが、脳機能に直接作用する薬なので、医師や薬剤師の説明を受けないまま使用することはやめましょう。